♪音楽をお聞きになる場合は、こちら
何度も引っ越しもしたし、断捨離をしたことだってある。
けれど、絶対に手放せないものが、だれしもひとつやふたつあるもの。
そんなKao PLAZA会員のみなさまのさまざまな「たからもの」を集めました。
小学校1年生の夏休みに自由工作の宿題がありました。いつもお仕事が忙しいお父さん。夏休みのたった1週間だけおうちにいられることになり、いっしょに工作の教材を探しに買い物に行き、家族が住む大切な、家の形の貯金箱を作ることにしました。いっしょにおうちのパーツを作ったり組み立てて行ったり、乾かしたり、最後に絵の具で色を塗ったり、すごく楽しい時間でした。出来上がってからお父さんはすごく褒めてくれて、お金を入れてみようかとお小遣いをくれて、はじめての貯金をしました。私は今4児の母になりましたが、その貯金箱で未だにお金を貯金しています。大切な大切なお父さんとの思い出です。
看護学生時代、実習先で受け持たせていただいた患者さんにいただきました。私はどちらかと言うと人見知りで、どんどん患者さんと打ち解けていく仲間たちを見ていつも劣等感を感じていました。しかし、ある日患者さんに「どうぞ。」といただいた折り紙で作ったパンダ。裏には、「あなたはとてもいい看護師になるわ。自分を信じて。」と書かれていました。その言葉に背中を押され、看護師になり10年になります。今も大事に持っています。
昔から鉄道を利用した旅行が趣味でした。
当然旅行先では写真も撮るので、それらの思い出は残るのですが、私はそれに加えて旅行に使用した鉄道の切符も手元に残しています。
何時、何処へ、どんな列車を利用したか。
手元に残した切符を見るとそのときを思い出すことが出来ます。
「ああ!このときはこの時間のこの列車で行ったんだったなぁ・・・」「この列車に乗ったのはこの日だったのか」等々。
でも、昔と違い今の切符は感熱紙。
保存方法が悪いと印刷は長い間に消えてしまいます。
そんなときを考えて、切符は必ず写真に残すことも忘れません。
寝台列車のA寝台を利用したこと。
一日で関東から東北をぐるっと一周したこと。
今でも大切な思い出です。
最後に。
乗車に利用した切符は有人改札窓口で「無効印お願いします」と言えば手元に残すことが出来ますよ。