ご応募ありがとうございました! くらし部門 kurashi 応募総数28,598句

ご応募ありがとうございました! くらし部門 kurashi 応募総数28,598句

ご応募ありがとうございました! くらし部門 kurashi 応募総数28,598句

ほのぼの、くすくす、しみじみ・・・くらしの中のさりげない情景や、
そこから生まれる気持ちを綴った「くらし部門」。
今回、特別審査員にお迎えしたのは、日常を生き生きと描き、
あらゆる世代から愛される作品を生み出し続ける作家・重松清さん。
応募総数28,598句の中から、最優秀賞1句、優秀賞2句、重松清賞2句、入賞15句、ノミネート30句が決定しました!

花王製品部門

最優秀賞

天気予報 子が住む街も チェックする 竹子デラックスさん 愛知県・女性・60代 あぁ、くらし川柳

天気予報 子が住む街も チェックする 竹子デラックスさん 愛知県・女性・60代 あぁ、くらし川柳

天気予報 子が住む街も チェックする 竹子デラックスさん 愛知県・女性・60代 あぁ、くらし川柳

審査員からひとこと

離れて暮らす子を気づかう親の愛は、立場を逆にすれば、年老いた親を案じる子どもの思いにも重なるものでしょう。新型コロナ禍の時代、「離ればなれ」の寂しさやもどかしさを感じてきた家族も多いのでは? そんな時代を背景にしつつも、いつの時代のどんな家族にも通じるやさしさに、審査員全員が温かい気持ちになりました。

優秀賞

かくれんぼ かくれているのに 笑い声 ゆうゆうさん 大阪府・女性・40代 あぁ、くらし川柳

かくれんぼ かくれているのに 笑い声 ゆうゆうさん 大阪府・女性・40代 あぁ、くらし川柳

かくれんぼ かくれているのに 笑い声 ゆうゆうさん 大阪府・女性・40代 あぁ、くらし川柳

審査員からひとこと

このかくれんぼは、きっと家の中でやっているのでしょう。笑い声が聞こえてくるのは、押し入れかな、カーテンの裏かな。かくれんぼの鬼はパパやママ? それともきょうだいや、お友だち? ……そんな想像を楽しませてくれる作品でした。そして、「おうち時間」が増えた新型コロナ禍の時代、笑い声が聞こえるって、やっぱりいいなあ。

SNS 最初のいいね、は いつも母 はにゃさん 神奈川県・女性・30代 あぁ、くらし川柳

SNS 最初のいいね、は いつも母 はにゃさん 神奈川県・女性・30代 あぁ、くらし川柳

SNS 最初のいいね、は いつも母 はにゃさん 神奈川県・女性・30代 あぁ、くらし川柳

審査員からひとこと

審査会では口々に「あるある」「わかるなあ」の声があがりました。SNSという時代の最先端を描きながらも、我が子を応援したり励ましたりするお母さんの気持ちは、昔もいまも変わらない……これからだって、きっと。ほらほら、お父さんだって負けずに「いいね」を押さなきゃ、と思わせてくれる微笑ましい作品でした。

重松清賞

「ママどうじょ」 どんぐり尽くしの フルコース さとたんぽさん 山梨県・女性・30代 あぁ、くらし川柳

「ママどうじょ」 どんぐり尽くしの フルコース さとたんぽさん 山梨県・女性・30代 あぁ、くらし川柳

「ママどうじょ」 どんぐり尽くしの フルコース さとたんぽさん 山梨県・女性・30代 あぁ、くらし川柳

審査員からひとこと

幼い子どものあどけない声が聞こえます。さまざまな形のどんぐりも目に浮かびます。耳で楽しみ、目で味わって……ココロが「ごちそうさま!」と言いたくなるフルコースでした。それにしても、どんぐりと幼い子どもは、ほんとうに相性のいい組み合わせだと思います。子どもの手のひらのサイズとどんぐりのサイズが、ぴったり合うんですよね。

菜箸で 指揮する母の 筑前煮 つべるさん 神奈川県・女性・20代 あぁ、くらし川柳

菜箸で 指揮する母の 筑前煮 つべるさん 神奈川県・女性・20代 あぁ、くらし川柳

菜箸で 指揮する母の 筑前煮 つべるさん 神奈川県・女性・20代 あぁ、くらし川柳

審査員からひとこと

なるほど、菜箸の長さって、確かに指揮棒みたいですね! 鶏肉、椎茸、レンコン、ゴボウ、サトイモ、ニンジン、絹さや、こんにゃく……オーケストラのように多彩な食材をまとめるお母さんの菜箸。ウチのおふくろも、煮物をつくるときにはずーっと菜箸を動かしてたなあ、と懐かしい思いに包まれました。これもまた、筑前煮の隠し味かも。

重松清さんスペシャルコメント

重松清さんスペシャルコメント

重松清さんスペシャルコメント

入賞

  • 靴デビュー ひとりで履けた 左右逆 さとみんさん 東京都・女性・40代

  • ママいちばん、 風呂から聞こえる パパいちばん ぴっちゃんこさん 富山県・女性・30代

  • レシートの 長さが語る 子の帰省 涌井和子さん 新潟県・女性・60代

  • 老犬が 飼い主気遣う 散歩坂 風の旅人さん 福岡県・男性・70代

  • ベルト穴 二つ隣が コロナ前 川口ひめさん 愛媛県・女性・70代

  • 部屋干しの 暖簾をくぐり 家酒場 ハヤリミ21さん 東京都・男性・50代

  • ままごとで 夫婦の暮らし 可視化され 夢追い人さん 千葉県・男性・70代

  • 青空を 蹴飛ばす孫の 逆上がり 日向さん 千葉県・男性・60代

  • 甘口の カレーに変わる 孫来る日 春野はなさん 神奈川県・女性・60代

  • ママいない 昔の写真 それがママ りぃりぃさん 大阪府・女性・30代

  • 冷蔵庫 調味料だけ 国際化 みりおんさん 神奈川県・女性・60代

  • 目をそらす 無言で降りる 体重計 ぴぃぬさん 熊本県・女性・30代

  • 「美味しい?」と 聞くと旦那が 「大丈夫!」 減点パパさん 大阪府・男性・60代

  • 恋破れ 寝癖のまんま 行く息子 めみさん 千葉県・女性・50代

  • ありがとう 言えないときは 風呂掃除 かずもんさん 北海道・女性・50代

ノミネート

ノミネート作品を見る

  • 子が巣立ち 勉強机が 残る部屋 大福さん 奈良県・女性・60代

  • 得意技 二度と作れぬ 創作料理 ももじろうさん 奈良県・女性・40代

  • 宝物 使いそびれた なんでも券 はるるんばさん 新潟県・女性・40代

  • 体重計 何度も乗り方 変えてみる はるるんばさん 新潟県・女性・40代

  • 反抗期 既読になって ほっとする 雪女さん 長野県・女性・50代

  • 体脂肪 誤差で喜ぶ お年頃 ゆうたんパパさん 福岡県・男性・40代

  • タイムセール 何気に集まる 同じ顔 トラ美さん 茨城県・女性・50代

  • マスクする 双子の見分け つかぬ祖父 ミィニャンさん 東京都・女性・50代

  • 高い高い そしたら肩が 痛い痛い ゆきたけさん 東京都・女性・30代

  • お隣の 夕食知らせる 換気扇 風の旅人さん 福岡県・男性・70代

  • 口喧嘩 一人じゃできない ありがたさ 博士さん 千葉県・男性・40代

  • あれどこだ 毎回聞くの わざとかな あさん 香川県・女性・40代

  • 子供部屋 想い出映す 画びょう跡 山法師さん 神奈川県・男性・60代

  • 開けないで 冷蔵庫の奥 秘密あり はーちゃんさん 千葉県・女性・20代

  • 残さずに 食べてよママが デカくなる みきりん7さん 鹿児島県・女性・50代

  • コロナ禍で アイメイクだけ 上手くなり りっこさん 岩手県・女性・30代

  • じゃんけんぽん! 覚えたばかりの チョキを出す さとたんぽさん 山梨県・女性・30代

  • コタツムリ 1つの殻に 顔3つ ゆうこさん 長崎県・女性・30代

  • 年賀状 決まり文句は 「会いたいね」 iksさん 東京都・女性・50代

  • 賽銭に 似合わぬ量の 願い事 京のみっちゃんさん 京都府・男性・70代

  • 菓子売り場 カートのスピード 上げる母 ペコさん 東京都・女性・30代

  • 飼い猫の 声でほっこり ウェブ会議 いっち〜さん 千葉県・女性・20代

  • 極めたよ 喜怒哀楽を 目と眉で さときちさん 神奈川県・女性・40代

  • ママ嫌い 言ったそばから 膝の上 ちっぷんさん 栃木県・女性・30代

  • 明日やる 明日になっても 明日やる べいくまさん 神奈川県・女性・40代

  • よそゆきと とっておいたが よそゆかず 小菊さん 大阪府・女性・60代

  • 家具の跡 嫁ぐ娘の 置き土産 山法師さん 神奈川県・男性・60代

  • よっこいしょ 座った途端に 鳴るレンジ ゆんゆんさん 北海道・女性・20代

  • 寝かしつけ ピンポン鳴って やり直し まーさんさん 福岡県・女性・30代

  • 寝返りを 一家総出で 応援す たまごママさん 兵庫県・女性・20代

審査を終えて 重松清さんからコメント

審査を終えて 重松清さんからコメント

審査を終えて 重松清さんからコメント

特別審査員 作家・重松清さん

特別審査員 作家・重松清さん

特別審査員 作家・重松清さん

プロフィールを見る

重松清(しげまつ きよし)

1963年岡山県生まれ。小説家。出版社勤務を経て執筆活動に入り、1991年『ビフォア・ラン』で作家デビュー。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。その他『流星ワゴン』『きよしこ』『疾走』『とんび』など著書多数。作品の多くが映画化、ドラマ化されている。小説、エッセイ以外にノンフィクション、ルポ、評論などのジャンルでも高い評価を得ている。

「日々のくらし、捨てたもんじゃないなぁ」という気持ちのおすそわけをいただいたような感じがしました。

「日々のくらし、捨てたもんじゃないなぁ」という気持ちのおすそわけをいただいたような感じがしました。

「日々のくらし、捨てたもんじゃないなぁ」という気持ちのおすそわけをいただいたような感じがしました。

― 今回、審査をされて、どんな印象を持たれましたか。

新型コロナの状況の中でも、ささやかだけれども前向きに、大切な瞬間というものをとらえたものが、予想以上にたくさん集まったなというのが率直な印象です。理不尽さや大変さをふまえたうえで、それでも毎日の喜びを見つけて描いた作品を見ながら、「日々のくらし、捨てたもんじゃないなぁ」という気持ちのおすそわけをいただいたような感じがしました。

― どんなポイントで作品を選ばれましたか。 

選んだ句は、聴覚的にも視覚的にもすごく鮮やかだったと思います。また、どんぐりで遊ぶ子どもや筑前煮を煮る風景などは、懐かしいと同時に、これからも消えてほしくないものだなと思いました。
全体的には、新型コロナ禍の今だからこそ感じられるものがあったらいいなあと思っていましたが、実際、「離れている人を想う」「会えることの大切さ」を詠んだ作品が多かったように思います。離れているときの心配やさみしさ、久しぶりに帰ってきたときの気持ちだったり、いま会えていることの価値だったり。この状況で、多くの人が「人と会う、つながる」ということの大切さを、あらためて認識したんじゃないかと思うんです。

― 笑えて、でも配慮のある、いいユーモアってどうしたら持てるでしょうか。  

川柳は、失敗の中に面白さを見つけることが第一歩でもあるんだと思いますが、大切なのは上から目線ではなく、根底にいつくしむ気持ちを持つことだと思います。「ユーモア」の語源って、「ヒューマン」なんですよね。「人間だもの」っていうおおらかさが根っこにあることが大事なんじゃないかな。
これは自分が小説を書くときに考えることなんですが、「だから」で発想しちゃうと、「◯◯だからこうなんだ」って、上から目線になりがちなんです。「だけど」を使って、「◯◯だけどこうなんだ」という発想を大事にするといいと思います。「勉強しなかったら、成績がおちた」より、「勉強しなかったけど、楽しいことできたね」という発想です。家族ですごす時間が増えると、「もう、しょうがないなぁ」っていう瞬間も増えると思うんだけれど、そういうところも愛してあげるということかな。

― 読者の方、応募された方、次回は応募してみようかなと思っている方に、メッセージをお願いします。  

川柳の決め手って、テクニックというより、その人の生き方や目線だと思うんですが、大事になるのは、まさに「いろいろあるけどいいもんだなぁ」の「いろいろ」を肯定していく力だと思います。コロナ禍の生活なんて、だれも望んでないですよね。それはいいことじゃないけれども、今まで当たり前すぎて鈍くなっていたところに気づいたかもしれない。今まで以上に、会うっていいねぇ、会わないって寂しいねぇ、っていうことをあらためて感じたと思うので、それを大切に生きてほしいなあと思いますし、そういう生き方がまた、負けない粘り腰みたいなものにもなると思います。
川柳は生活の延長線上にあるものだから、日記のように気軽に書けますよね。「ばんごはん」っていったらもう5文字。ほかにも、「ごめんねと」とか「かいもので」とか、5文字で始められる言葉っていっぱいあるし、逆に書こうと思うことで生活をよく見るようになるかもしれません。子どものしぐさとか、ちょっとした気持ちとか。そうしていけばおのずと腕も上がるし、くらし時間も豊かになるんじゃないかなと思います。

ご応募ありがとうございました! 第7回「あぁ、くらし川柳」いかがでしたか?

ご応募ありがとうございました! 第7回「あぁ、くらし川柳」いかがでしたか?

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