Congratulations! 卒業の贈り物

3月といえば卒業シーズン。いろいろなシーンがよみがえるのではないでしょうか。
今回は会員のみなさまからお寄せいただいた卒業の贈り物にまつわる想い出の中から、
15のエピソードをご紹介します。

なぜかもらった、先輩のメガネケース

なぜかもらった、先輩のメガネケース

なぜかもらった、先輩のメガネケース

吹奏楽部で大尊敬しているクールな先輩。その人が卒業するとき、なんとかして形見?をもらおうと必死にお願いしにいったところ、「もうボロボロだけどいい?」と言いつつ、なぜかメガネケースを渡してくれました。今思うと、ちょうど古くなって、いらなくなったからくれたのかも・・・とは思いますが、私にとっては大事な想い出の品です。リメイクして、リード入れにしています(笑)。(なちゃみさん・女性・30代)

image-03

image-03

image-03-s

ふたりにとって想い出の第2ボタン

ふたりにとって想い出の第2ボタン

ふたりにとって想い出の第2ボタン

お互い一目惚れで青春を過ごしましたが、彼が私のわがままに我慢できなくなり、別れを告げられました。中学卒業の第2ボタンと名札をもらってから数ヶ月の出来事でした。その後、5年ほど連絡も取らない仲になりましたが、震災で連絡をくれてから友達に戻り、復縁して結婚しました。同居する際にお互い交換した名札と第2ボタンが出てきて、今では同じケースに保管してあります。(ちゆんたさん・女性・20代)

先生方から、私だけのサプライズ卒業式

先生方から、私だけのサプライズ卒業式

先生方から、私だけのサプライズ卒業式

高校の卒業式、私は出席できませんでした。後日卒業証書を受け取りに来てほしいと言われ母と向かいました。教室で担任の先生と話した後、校長室から証書は持ち出せないとのことで移動しました。ドアを開けると恩師たちの姿が・・・。先生たちはサプライズで私だけの為に小さな卒業式をしてくださったのでした。ただ証書を受けとるだけだと思っていたので、びっくりしたのと嬉しい気持ちでいっぱいになりました。先生たちの優しさずっと忘れません。(あききさん・女性・30代)

父が涙した、さくらの押し花

父が涙した、さくらの押し花

父が涙した、さくらの押し花

短大の入学式のとき、桜並木がきれいでした。そのときの花びらを押し花にしていたものと短い手紙を卒業のときに父に渡すと、涙ぐんでいました。私も涙、涙でした。(ね~ねさん・女性・50代)

image-07

image-07

image-07-s

「夢をあきらめるな」おじいちゃんのメッセージ

「夢をあきらめるな」おじいちゃんのメッセージ

「夢をあきらめるな」おじいちゃんのメッセージ

高校生の頃、カメラマンになりたかった私。家族は誰も賛成してくれず結局違う道に進みました。でも高校を卒業しておじいちゃんの家に行ったとき、おじいちゃんが大切にしていた一眼レフを私に手渡し、カメラマンになれなくても好きな写真を撮ればいいと言ってくれました。カメラをくれたおじいちゃんは亡くなってしまいましたが、今ではその一眼レフで自分の子どもの写真を撮っています。おじいちゃんの言葉と私にくれた一眼レフは一生の宝物です。(むちこさん・女性・30代)

image-09

image-09

image-09-s

評価もアップ、父からのことわざ辞典

評価もアップ、父からのことわざ辞典

評価もアップ、父からのことわざ辞典

高校卒業時、父からことわざ辞典をもらいました。暇つぶしに読んでいると、周りからの自分の評価が上がってました。(まあくんさん・男性・50代)

親友からの、仲直りの贈りもの

親友からの、仲直りの贈りもの

親友からの、仲直りの贈りもの

長期旅行中、些細なことで喧嘩した友達と2年ほど疎遠になってから迎えた大学の卒業式。このまま会話もせずにお別れかと思ったが、彼女がプレゼントを持って卒業式の会場で私を待っていた。何かと思いプレゼントをもらってすぐ開封したら、今まで共に過ごした時間に撮った写真のアルバムと手紙だった。予想だにしなかったことだったので、傍目も気にせずおいおいと泣いてしまった。その友達とは卒業をして6年も経った今でもご飯に行ったり旅行に行ったり。恥ずかしくて面と向かって言えないが、「ごめんね。ありがとう。これからもよろしくね」。(ちゃむさん・女性・20代)

image-12

image-12

image-12-s

反抗的だった息子からの、思いがけない言葉

反抗的だった息子からの、思いがけない言葉

反抗的だった息子からの、思いがけない言葉

子どもの高校の卒業式後の会で。反抗ばかりだった息子が、「反抗ばかりして困らせていたけど、どんなことがあっても僕の味方でいてくれてありがとう」とみんなの前で言ってくれたこと。苦しく悩んだ日々もありましたがその言葉で救われました。物ではないですが、素敵な言葉をもらい幸せな気持ちになりました。(ころろんさん・女性・40代)

卒乳の「ごちそうさま」

卒乳の「ごちそうさま」

卒乳の「ごちそうさま」

子どものおっぱい卒業の日、最後の授乳が終わり、私が「おしまい?」と聞くと手を合わせ「ごっちゃま」とごちそうさまを言ってくれました。子どもにとってはご馳走だったのかぁ~。ママにとっては幸せな時間だったよ。今日まで飲んでくれてありがとう!(たけのこのママさん・女性・30代)

座る席、入れ替わったね。祖父のくれた車

座る席、入れ替わったね。祖父のくれた車

座る席、入れ替わったね。祖父のくれた車

高校卒業を機に祖父から車をもらいました。といっても新車ではなく祖父がずっと昔から乗っていた古い車。その車で祖父といろいろな場所に行ったものです。例え古くても私にとっては想い出の詰まった大切な車。当時は免許取りたてで緊張しましたが、隣に祖父を乗せてたくさんドライブしました。座る位置が逆になったね、なんて話しながら。その祖父はもういませんが、残してくれた車には今も乗っています。(ぱるたんさん・女性・20代)

チクタクと時を刻む、父の鼓動

チクタクと時を刻む、父の鼓動

チクタクと時を刻む、父の鼓動

大学を卒業して社会人になる私に、今はもう亡き父親から、高級な時計を卒業記念にもらいました。父はもういませんが、その時計は修理しながらもまだ今でも時を刻み、その音はまるで父親の鼓動のように私の腕でずっと見守ってくれています。精神的にしんどいときも、父親ならこんなとき私にどう声を掛けてくれるだろうなどと考えながら、腕時計に励まされてきた気がします。(浪花ムーミンママさん・女性・50代)

image-17

image-17

image-17-s

世界でたった1枚、母の手作りセーラー服

世界でたった1枚、母の手作りセーラー服

世界でたった1枚、母の手作りセーラー服

小学校の卒業式に、母が作ってくれたセーラー服を着て出席しました。ずっとセーラー服に憧れていて、母に何度もお願いしました。母が一生懸命縫ってくれたセーラー服は、私の望みが全て詰め込まれた世界でたった1枚のプレゼントです。私の思いに応えてくれた母に本当に感謝しています。(ポンタさん・女性・30代)

「おつかれさま」のビジネスバッグ

「おつかれさま」のビジネスバッグ

「おつかれさま」のビジネスバッグ

父子家庭でしたが、大学卒業のとき、父から「もう家事はしなくていいよ」と、ビジネスバッグを贈り物としてもらいました。4歳のときに母を出産で亡くし、父一人で育ててくれたことに感謝しています。小学生から3人兄弟の真ん中で、家事を担当していました。当たり前のことと思っていたのですが、父からの一言に涙がでました。(しゅんぎく・男性・50代)

image-20

image-20

image-20-s

母がくれた手作りレシピブック

母がくれた手作りレシピブック

母がくれた手作りレシピブック

大学を卒業すると同時に初めて一人暮らしをすることになった私。自炊や家事に不安になる私に母が手作りのレシピブックをくれました。母の味には及ばないけれど、寂しくなったらスーパーで食材を買って、いつでも台所で母に会うことができ、ありがたかったです。(ゆめさん・女性・20代)

小説に挟まれた、祖母の優しいメッセージ

小説に挟まれた、祖母の優しいメッセージ

小説に挟まれた、祖母の優しいメッセージ

中学を卒業するとき、祖母からある小説を贈られました。それを読んだのは少し時間が経った後でしたが、その小説の最後に挟んであった手紙に、自分が小さい頃のエピソードや、将来大切にしてほしいことが優しい文字で書かれていて、思わず涙ぐんでしまいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。(ふるーつだいふくさん・女性・10代)

ご感想をお待ちしております

ご感想をお待ちしております

ご感想をお待ちしております

ご感想の投稿にはKao PLAZA会員登録が必要です。
会員の方はログインのうえ、また会員でない方は新規登録のうえ、ご感想を投稿ください。

2019年3月掲載(初出) 2021年3月更新

Kao PLAZAトップへもどる

Page Top