暮らし百景アーカイブ119

ふたつの記念日。5年の交際期間を経て、結婚をすることになった。お互い再婚同士ということもあり、婚姻届けを提出し、新居に引越しておしまいという簡素な門出の日となった。今日を選んだのは、二人が出逢った記念の日で、せっかくなら同じ日に届を出そうと決めたからだった。二人で歩いて、区役所へ。ここに神社があるんだね、と話したり、見事な枝振りの巨木を見つけたりしていると、ピクニックのよう。男子一生の節目の日と身構えていた肩の力が抜けて、のどかな気分になっていく。無事入籍して、帰り道に神社へ参拝。結婚前と後で、何一つ変わらないようだけど、いつもより長い祈りの時間に、夫婦となった最初の実感が宿った。結婚後の初ディナーは、小さなビストロで、ささやかな宴を催した。デザートのケーキには、妻へのサプライズで「5周年おめでとう」と書いて出してもらった。ふたつの記念日を5年の思い出とともにお祝いした。帰りがけ、店主から声をかけられた。「結婚5周年ですか?おめでとうございます」言葉に詰まった私に代わって、妻が答えた。「ありがとうございます。ケーキ素敵でした!」「私たち、新婚って感じには見えないわよね」妻が笑った。「結婚5年目くらいのつもりで、気負わずのんびりいきましょう」静かな星空に、本当の結婚5周年もこんな日になるようにと願いをかけた。

ふたつの記念日。5年の交際期間を経て、結婚をすることになった。お互い再婚同士ということもあり、婚姻届けを提出し、新居に引越しておしまいという簡素な門出の日となった。今日を選んだのは、二人が出逢った記念の日で、せっかくなら同じ日に届を出そうと決めたからだった。二人で歩いて、区役所へ。ここに神社があるんだね、と話したり、見事な枝振りの巨木を見つけたりしていると、ピクニックのよう。男子一生の節目の日と身構えていた肩の力が抜けて、のどかな気分になっていく。無事入籍して、帰り道に神社へ参拝。結婚前と後で、何一つ変わらないようだけど、いつもより長い祈りの時間に、夫婦となった最初の実感が宿った。結婚後の初ディナーは、小さなビストロで、ささやかな宴を催した。デザートのケーキには、妻へのサプライズで「5周年おめでとう」と書いて出してもらった。ふたつの記念日を5年の思い出とともにお祝いした。帰りがけ、店主から声をかけられた。「結婚5周年ですか?おめでとうございます」言葉に詰まった私に代わって、妻が答えた。「ありがとうございます。ケーキ素敵でした!」「私たち、新婚って感じには見えないわよね」妻が笑った。「結婚5年目くらいのつもりで、気負わずのんびりいきましょう」静かな星空に、本当の結婚5周年もこんな日になるようにと願いをかけた。

ふたつの記念日。5年の交際期間を経て、結婚をすることになった。お互い再婚同士ということもあり、婚姻届けを提出し、新居に引越しておしまいという簡素な門出の日となった。今日を選んだのは、二人が出逢った記念の日で、せっかくなら同じ日に届を出そうと決めたからだった。二人で歩いて、区役所へ。ここに神社があるんだね、と話したり、見事な枝振りの巨木を見つけたりしていると、ピクニックのよう。男子一生の節目の日と身構えていた肩の力が抜けて、のどかな気分になっていく。無事入籍して、帰り道に神社へ参拝。結婚前と後で、何一つ変わらないようだけど、いつもより長い祈りの時間に、夫婦となった最初の実感が宿った。結婚後の初ディナーは、小さなビストロで、ささやかな宴を催した。デザートのケーキには、妻へのサプライズで「5周年おめでとう」と書いて出してもらった。ふたつの記念日を5年の思い出とともにお祝いした。帰りがけ、店主から声をかけられた。「結婚5周年ですか?おめでとうございます」言葉に詰まった私に代わって、妻が答えた。「ありがとうございます。ケーキ素敵でした!」「私たち、新婚って感じには見えないわよね」妻が笑った。「結婚5年目くらいのつもりで、気負わずのんびりいきましょう」静かな星空に、本当の結婚5周年もこんな日になるようにと願いをかけた。

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