「子どもと暮らす」を、もっと楽しく! みんなの子ばなし

vol.40

「男の子らしさ」「女の子らしさ」
ってなんだろう?


2021.02.08

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by 編集K田

もうすぐ、バレンタインデー。日本では、一般的なイメージとしてチョコを贈るのは「女の子」から「男の子」へと考えられています。でも、「男の子」「女の子」の性差に関係なく、もっと自由に、大切な人へ気持ちを伝える日であってもいいのでは?今回は、「バレンタインデー」にちなんで、身近な「ジェンダー」に関するエピソードやさまざまな疑問を親子で考えるヒントを専門家に伺いました。

by 編集K田

by 編集K田

2021.02.08もうすぐ、バレンタインデー。日本では、一般的なイメージとしてチョコを贈るのは「女の子」から「男の子」へと考えられています。でも、「男の子」「女の子」の性差に関係なく、もっと自由に、大切な人へ気持ちを伝える日であってもいいのでは?今回は、「バレンタインデー」にちなんで、身近な「ジェンダー」に関するエピソードやさまざまな疑問を親子で考えるヒントを専門家に伺いました。

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うちの子が通う保育園には、夏にスカートをはく男の子がいます。子どもたちは「涼しいんだって」と、とくに気にせず遊んでいます。確かになぁ…と思いつつ、うちの子がはきたいといったときにどう答えるか、ちょっと迷っています。(5才の男の子のママ)

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同じ戦隊ものでも、女の子向けではなく、男の子向けの物語にハマっている、うちの娘。ヒーローのまねに夢中です。誕生日におもちゃも買ってと頼まれています。(4才の女の子のパパ)

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うちの息子はおままごとが大好き。女の子の輪のなかに入って楽しく遊んでいます。周りのパパやママにはどう思われているのかなぁ。(4才の男の子のママ)

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今春小学1年生になる娘が欲しがったランドセルの色は、「黒」でした。義父母はびっくりして、水色やパープル、茶色にしてはどうかと一家大騒ぎに。結局、紺になりました。(6才の女の子のママ)

スタッフCOMMENT

小さなころから、服、遊び、おもちゃなど、「男の子らしい」「女の子らしい」と何気なく区別されているものや行動の、なんと多いこと!その区分、子どもの自由を勝手に奪っているのかもしれませんね。

by ライターA山

スタッフCOMMENT

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by
ライターA山

小さなころから、服、遊び、おもちゃなど、「男の子らしい」「女の子らしい」と何気なく区別されているものや行動の、なんと多いこと!その区分、子どもの自由を勝手に奪っているのかもしれませんね。

sec.2

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息子の行動を見ては「男の子ってバカだよね〜♡」が口癖に。しかし先日、息子が真顔で「なんでバカなの?」と。「男の子=無邪気・バカ」という表現を使ったり、「男の子はそういうものだ」と思い込みをしている自分に対してハッとしました。(7才の男の子のママ)

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片付けが苦手で、少々ガサツな娘に、「女の子なんだから、もっときれいにできないの?」とつい言ってしまいます。自分も昔、親から言われて、ムッとしたことがあるのに……。(4才の女の子のママ)

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息子が学校でよくカワイイと言われると言うのでママが「男の子だからかっこいいって言ってあげるよ!」と言うと息子は「かっこいいもいいけど、僕はカワイイっていわれたい!だって僕カワイイでしょう!?」と言ってました。(6才の男の子のママ)

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息子が入っているサッカークラブで、コーチがゲキを飛ばすときに「男なんだからもっとがんばれ」といったことを言うのが、気になっています。でも引っかかるのは私だけのようで…。(6才の男の子のママ)

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お料理が大好きな息子が「男の子なのにすごいね」とママ友からほめてもらったとき。「そんなことないよ〜」と喜ぶ私の横で「どうして?」「男って関係あるの?」とまっすぐに聞き返した息子、無意識に料理の役割分担を「女の子のもの」と考えていた自分にあらためて気づかされました。(9才の男の子のママ)

スタッフCOMMENT

子育てをしていると、親や周りの大人から「男だから」「女だから」という言葉が思わず出る場面ってありますね。でも、その当たり前のように語っている「男らしさ」「女らしさ」って、みんなに当てはまることなのでしょうか?

by ライターA山

スタッフCOMMENT

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by
ライターA⼭

子育てをしていると、親や周りの大人から「男だから」「女だから」という言葉が思わず出る場面ってありますね。でも、その当たり前のように語っている「男らしさ」「女らしさ」って、みんなに当てはまることなのでしょうか?

専門家に聞きました

性別による「らしさ」の固定観念=
「ジェンダー・ステレオタイプ」
とは?

日々の子育てで、私たち親や、じいじ・ばあばが子ども時代に「ふつう」とされてきた行動や言葉に違和感を感じたり、我が子とそぐわないことに気付くパパ・ママが増えてきました。性別による「らしさ」の固定観念(ジェンダー・ステレオタイプ)とはどんなことか。どう付き合っていくのか。私たちのモヤモヤについて、専門家に教えてもらいました。

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明治大学文学部准教授 佐々木掌子さん

明治大学文学部准教授
佐々木掌子さん

臨床心理学、性科学、性心理発達が専門で、大学で教鞭を執りながら、カウンセリングを通じて、多様な性(セクシュアリティ)に対する臨床心理学的支援を行っている。

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Q1

「ジェンダー・ステレオタイプ」
とは何ですか?

性別についての固定観念や先入観を「ジェンダー・ステレオタイプ」といいます。たとえば「男は度胸、女は愛嬌」という言葉がありますが、男性にも女性にもいろいろな人がいるにも関わらず、一般化することです。ジェンダー・ステレオタイプに基づいて偏見や差別が生じます。

Q2

「男らしさ」「女らしさ」を
子どもが意識するのは、いつごろから?

自分がどちらの性別かを理解するのは、2、3歳頃といわれています。そこから、多くの子どもたちは、社会がその性別にふさわしいとした行動を、好んでとるようです。
子ども自身がその行動をとるのが好きであれば問題ないのですが、大人が喜んでくれるからとっていたとしたら複雑ですね。

Q3

大人が「男らしさ」「女らしさ」
を求めると
子どもを困らせることがあるのですか?

幼稚園や保育園で、帽子や制服、持ち物の色、出席番号の順番など、さまざまな場面で「男」「女」に分けられます。こうした環境は、性別による「らしさ」を持たない子どもたちにとっては、違和感につながることも。そして、性差の区別が細かい環境におかれるほど、本人たちの苦しみが強くなります。私のカウンセリングでは、そうした4、5歳のお子さんからも相談を受けています。
周りの子どもたちや保護者が「男なの?女なの?」と聞いてきたり、はたまた「オネエなの?」などと言ってきたりすることもよくあることです。そうした繰り返しによって、本人が戸惑い、つらい思いを抱えてしまうことになります。「男」か「女」のどちらかでないといけないという圧力が強い環境に置かれることは、非常に大きなストレスです。

Q4

「男なの?女なの?」に
子どもがこだわるのはなぜ?

大人もこだわる人はこだわりますよね。男の子の格好はこれ!という信念が強かったり、多様な姿があることを知らなかったりすれば、「おかしい」と反応したり、「どっちなのか教えてほしい」という気持ちになるのは、不思議なことではないと思います。
ただ、信念が強いとか、知らないとかの理由で「男なの?女なの?」と聞くのと、「キモい」「笑える」ものとして嫌がらせで聞くのとでは、全く意味合いが違います。文脈が重要だと思います。

Q5

性別をどうとらえればいいの?

性は、グラデーションであるなどといった言い方がされるようになってきました。このことは、実証研究でも示されています。
たとえば、「男の子」と集団で考えずに、一人一人の男の子に目を向けると、男の子に典型とされるものを強く好むお子さんから、まあまあ好むお子さん、少しだけ好むお子さん、あまり好まないお子さん、全く好まないお子さんまで、男の子に典型的なものを好む強さはそれぞれです。しかも、その「典型的とされるもの」だって多岐にわたります。その一つひとつが子どもによって好きの濃淡が異なるという理解をしてみると、「男の子らしさ」という社会的イメージはあるけれども、実際の男の子一人一人を考えれば、それぞれ「男の子らしさ」は、違うのだなあ…と理解できると思います。

Q6

大人たちは
ジェンダー・ステレオタイプと
どう向き合えばいいの?

遊びも服も、子ども自身が楽しんでやっていること、好きでやっていることに水を差す必要はありません。「自分と子どもは違う人間なので、自分が好ましいと思うことと子どもが好きなことが違う」ということを受け止めて下さい。

また、「さすが、女の子は細やかだね」「男の子だからリーダーに向いている」などの何気ないひと言も、ほめるつもりで言うことがあるかもしれません。これは子どもに「男の子は細やかである必要はない」「女の子はリーダーに向いていない」というメッセージを与えてしまうことになります。「あなたは細やかだね」「あなたはリーダーに向いているね」と個人として見ていけるとよいのではないでしょうか。

子どもへの教育の仕方は、親子の関係性や子どもや親自身のパーソナリティもさまざまなので、コレという正解はありません。もしも自分の子どもに「オカマだ!」と人を揶揄する言動があったら…もしも自分の子どもから「女だから別に頑張んなくてもいいよ」という発言が出たら…そんなふうに、自分だったらどう子どもと向き合うかについて「考えてみる過程」が大切なように思います。

この数年で、「男らしさ」「女らしさ」についての日常感覚は、少しずつ変わってきているように思います。多様であることが認識されるようになり、そしてそのほうが豊かなことであると気付かれ始めたのではないかと思います。

スタッフCOMMENT

正解はないからこそ、モヤっとするたびに家族で話していきたいと思います。これからは、バレンタインデーの楽しみ方も、どんどん変わっていきそうですね。

by ライターA山

スタッフCOMMENT

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by
ライターA⼭

正解はないからこそ、モヤっとするたびに家族で話していきたいと思います。これからは、バレンタインデーの楽しみ方も、どんどん変わっていきそうですね。

イラストは、子育てコミックエッセイが人気のにひパパさんからの寄稿です。

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