「子どもと暮らす」を、もっと楽しく! みんなの子ばなし

vol.39

言い間違いはなぜ起こるの?



2020.11.09

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by 編集K田

みんなを笑顔にしてしまうのが、子どものかわいい言い間違い。この時期ならではのエピソードは、家族の大切な記憶として残っていきます。今回は愛らしいエピソードとともに、言い間違いがおこる秘密も専門家の方に教えていただきました。

by 編集K田

by 編集K田

2020.11.09みんなを笑顔にしてしまうのが、子どものかわいい言い間違い。この時期ならではのエピソードは、家族の大切な記憶として残っていきます。今回は愛らしいエピソードとともに、言い間違いがおこる秘密も専門家の方に教えていただきました。

sec.1

このブッコロリーおいしいね


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大好きな「ブロッコリー」が、どうしても「ブッコロリー」になってしまう息子。おいしそうに食べてくれるし、しばらくはそのままでいいかな。(神奈川県/うちママさん/30代)

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3歳の息子は、「おかいもの」のことを「おかいもも」と言います。「もも」だって〜、かわいいね♡と上の子と話していると怒ってしまいます。(東京都/あおちゃんママさん)

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息子が小さい頃、「とうもろこし」がどうしても言えなくて、いつも「とうもころし」に。おいしい「とうもろこし」がだいぶ怖くなってるよと、いつも心の中でツッコミ。今でもクスリと笑ってしまう、家族の大切な思い出です。(北海道/junさん/40代)

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娘は「コロナ」のことを「ポロナ」と言います。こっちの方がかわいいので、我が家では「ポロナ」に統一。でも、私が家族以外の大人と話しているときに、うっかり言ってしまうことも。(東京都/あやママさん/30代)

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「なまはげ」が「なまはむ」になる息子。全然違うからとツッコまずにはいられません(笑)!(埼玉県/ミーママさん/30代)

スタッフCOMMENT

「とうもろこし」や「マヨネーズ」「エレベーター」など、子どもが言い間違いしやすい言葉っていくつかありますよね。ママ友とこの話題になると、「うちもうちも!」と共感できることもたくさん。でも、だんだんと記憶も曖昧になるので、育児日記などに書き留めておくのがおすすめです。

by ライターU田

スタッフCOMMENT

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by
ライターU田

「とうもろこし」や「マヨネーズ」「エレベーター」など、子どもが言い間違いしやすい言葉っていくつかありますよね。ママ友とこの話題になると、「うちもうちも!」と共感できることもたくさん。でも、だんだんと記憶も曖昧になるので、育児日記などに書き留めておくのがおすすめです。

sec.2

もうすぐ七五三ね しちごサンってだれだろう?


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七五三の話をしていたら、「誰それ?」と娘。「しちごサン」という人の話だと思っていたみたいです。(東京都/ゆっこママさん/30代)

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小学校低学年の娘が、学校の書類にあった「のりしろ」を指差して、なんで「のりしろ」なの?「のりして!」だよね〜。(千葉県/まー坊さん/40代)

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夕飯で餃子を食べるときにお酢を出したら、「これなに?」と娘。「お酢だよ」と答えると、「めすもあるの?」と。オスとメスの「オス」だと思ったようです。(神奈川県/ちーちゃんさん/30代)

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「ジャングルジム」のことを「ジャングル自分」と勘違いして覚えていた息子。この言い間違いがかわいいのでそのままにしていたら、年長さんで気づいてしまいました。ちょっと残念!(東京都/あやこママさん/30代)

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DVDを観ながら、「おかねもち、食べたことない。おかねもち、食べてみたいなぁ」と言うので、なんのことかと思っていたら…。「おかね餅」という食べ物があると思ったみたい!夫と密かに大爆笑でした。(東京都/みなみさん/20代)

スタッフCOMMENT

子どもの勘違いは、大人の想像をはるかに超えた面白エピソードが満載。単純な言い間違いとは違って、その子らしさが溢れていますね。子どもの勘違いにママやパパがノッてみると、親子の会話がどんどん膨らみ、子どもの想像力も掻き立てられるかもしれません。

by ライターU田

スタッフCOMMENT

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by
ライターU田

子どもの勘違いは、大人の想像をはるかに超えた面白エピソードが満載。単純な言い間違いとは違って、その子らしさが溢れていますね。子どもの勘違いにママやパパがノッてみると、親子の会話がどんどん膨らみ、子どもの想像力も掻き立てられるかもしれません。

言葉の専門家に聞きました

子どもの言い間違いに
まつわる疑問を解決!

微笑ましくも、謎だらけの子どもの言い間違い。同じような言い間違いが多いのも、何か法則があるから!?その謎を解明すべく、言葉の専門家に聞いてみました。知っておくことで、親子のコミュニケーションがより楽しいものになるはずです。

静岡県立大学 寺尾康先生

静岡県立大学
寺尾康先生

1959年生まれ。静岡市出身。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科満期退学。成人や幼児の言い間違いを資料に、私たちがどのようにことばを獲得し、使用するのかを研究しています。著書に『言い間違いはどうして起こる?』(岩波書店)他。

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Q1

言い間違いはなぜ起こるの?

幼児らしい言い間違いは、大きく2つのタイプに分けられます。1つは、音声器官の未発達が原因で起こる単純な言い間違い。幼児ではまだ難しい発音があり、それを言いやすい発音に置き換えて話します。たとえば、「ら」という舌先を丸めて叩く音は難しいので、舌先を歯茎につけるだけでいい「だ」がとって代わることがあります。すると、「ライオン」が「ダイオン」になってしまうんですね。

もう1つは、子どもの勘違いによる言い間違い。これは、知識や経験が未熟な時期に、子どもが自分なりの分析をすることで起こります。たとえば、「蚊に刺される」を「かに(蟹)」と勘違いしたり、「しちごさん」を「〇〇さん」という人の名前と勘違いするなど。このとき、子どもは頭の中をフル稼働させながら、知っている知識の中で独自の分析をしています。子どもの成長過程において、この勘違いはとても大切なこと。むしろ、喜ばしいことなのです。

Q2

言い間違いに法則ってあるの?

前述の、発音しやすい言葉に置き換えることで起こる言い間違いに加えてよく見られるのが、類似性(発音が似ている)と近接性(すぐ近くにある)の法則です。たとえば、子どもの言い間違いでもっとも多い「とうもろこし」という単語では、その中にある「ろ」と「こ」は、隣り合っていて、同じ母音をもっています。母音が同じ音はとくに間違いやすく、子どもはより言いやすいように「ろ」と「こ」を入れ替えて「とうもころし」と言ってしまうのです。

このような言い間違い、実は大人もよくしているんですよ。「からだ」のことを「かだら」、「とさか」のことを「とかさ」などという方言もあり、言い間違いのまま定着している例もあるほどです。また「全員」を「ぜいいん」、「雰囲気」を「ふいんき」と言うなど、大人も言いやすいように言い換えているのです。

Q3

いつ頃からなくなっていくもの?

子どもの言い間違いは、一般的に2歳〜5歳ごろに多くみられます。この数年は、まだまだ音声器官が未発達でありながらも、急激に言葉を覚えていく時期。子どもたちのたくさんの言い間違いや勘違いは、言葉や表現の仕方を習得している途上の証なのです。

一方で小学校に入学すると、子どもには社会性が出てきます。自分と他人を区別するようになり、羞恥心も芽生えます。自分が勘違いしていたことに自ら気付く機会があるかもしれません。小学生になって年齢が上がっていくと、自然と「子どもらしい」言い間違いは少なくなっていくでしょう。

Q4

間違いを訂正してもいいの?

ママやパパが訂正したり修正する必要はまったくありません。もし正しい言葉を教えたとしても、子どもは親の思うように直してくれませんよ。子どもの頃に言い間違いをしても、それは自然となくなっていくもの。だから、まったく心配する必要はないんですね。

もしかしたら、ママやパパに言葉を訂正されるということが、子どもたちの心にちょっとしたささくれを作ってしまうことも。この時期ならではの子どもたちの言い間違いは、大切な成長の過程を教えてくれるものです。広い心で受け止めて、クスリと笑える思い出話のひとつにしてみてください。

子どものかわいい
言い間違いや勘違いを
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秋田県にお住いの
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