「子どもと暮らす」を、もっと楽しく! みんなの子ばなし

vol.12

子どもは笑顔が一番!


by 編集K田

by 編集K田

2018.03.26「ケンカするほど仲がいい」とは聞くけれど、子ども同士でケンカして泣いたり、おこりんぼうになって、当たり散らしたりする我が子を目の当たりにすると、「どどど、どうしよう」と慌ててしまうことってありますよね。そんなときに親がドン!と構えていつもの様子に戻せる方法を、ライターA山親子のケースをもとに探りました。

一緒に探ってくれたのは…
アンガーマネジメントファシリテーター™
小尻美奈さん

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会本部講師、元幼稚園教諭。子育て中のママ向けアンガーマネジメント講座や講演を行う他、感情理解教育として子供達にも子ども向けアンガーマネジメントプログラムを教えている。プライベートでは小5、小3の女の子の母。

sec.1

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には理由がありました

ライターA山

うちの下の娘が、ふとした時に「かんしゃく」を起こすことがあって。怒っている理由もわからないことが多いし…。

小尻さん

あぁ~、わかります!焦りますよね。

ライターA山

「なんとか止めなきゃ」と思うんですけど、止められないんですよね。「もうやめなさい」とか、気をそらそうとすると、さらにひどくなって。

小尻さん

そうですね…いきなり止めなくてもいいかもしれません。というのも、「怒り」はコップからあふれる水のようなもの(下部コラムの図参照)。例えば「もう時間だから」と、遊んでいたのを親に止められた子がかんしゃく泣きしたとして、その子は怒り以外にどういう気持ちを抱えていたと思いますか?

ライターA山

うーん、「もっと遊びたかった」。残念…あと…不満ですかね。

小尻さん

そうそう!他にも、遊びを止められた悲しさもあったかもしれない。そういう、いろいろな気持ちが心のコップに溜まり、何かのきっかけでコップからどっとあふれて表に出たのが「怒り」なんです。

ライターA山

そうなんですか!周囲には急に怒り始めたように見えても、その前に、いろいろな気持ちがたまってたんですね。

小尻さん

そこで、親の出番です。さっきの遊びでいうと、子どもがかんしゃくを起こし始めたら「遊べなくて悲しかったんだね」と、心のコップに溜まった子どもの気持ちを言葉にして、代弁してあげてみて。自分の気持ちを言葉で整理されると、子どもは落ち着きやすくなります。

ライターA山

たしかに、自分のいろいろな気持ちを親にわかってもらえると安心しそうですね。怒ってばかりだと、本人も楽しくないですしね。

小尻さん

そうです!「怒り」の感情自体は、人間の持つ自然な感情のひとつで悪いことではないんです。ただ、「怒り」の衝動に本人が振り回されて、おもちゃを投げて壊したりお友達を叩いたりすると…いいことないですよね。なので「怒り」とのお付き合いの仕方を練習するといいんですよ。

ライターA山

その練習の第一歩が、怒る前の気持ちを言葉にするということなんですね。

小尻さん

親が自分の気持ちに寄り添ってくれた、という実感は大事。素直に親の話に耳を傾けてくれるようになります。こんな風に「感情を言葉にすること」を親が続けていくと子ども自身が気持ちを自然と伝えられるようになりますよ。

スタッフCOMMENT

「怒るのはよくない」と思い込みすぎず、怒る手前の気持ちを言葉にしてあげて、感情の表し方をいっしょに練習してみます!

by ライターA山

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親はのジャッジをしなくていい!

ライターA山

兄と妹のケンカも毎日絶えないんです。男の子と女の子なのに、言葉も手も、結構激しいんですよ。

小尻さん

きょうだいゲンカって、どこもそんなものです。「怒り」は身近な人へほど強く現れるといわれているだけに、家族は一番でしょうね。

ライターA山

それ、わかります。他の人にはそこまで思わないのに夫には激怒、とかね(笑)。

小尻さん

そうそう(笑)。でも、A山さんを怒らせているのは、A山さん自身なんですよ。

ライターA山

えっ、夫がイライラさせるようなことをしているからじゃないんですか?

小尻さん

誰もが「こうあるべき」「そうあるべきでない」という自分の理想を持っています。自分の信じる「~べき」が目の前で裏切られると、「怒り」を自身の中でつくり始めるんですよ。

ライターA山

…ということは、自分の「こうしてほしい」「こういう風になってほしい」というような思いを相手に言葉で伝えられたら、怒らずに済むかもしれない?

小尻さん

いい考え方ですね!きょうだいゲンカに話を戻すと、それぞれの「本当は相手にこうしてほしかった」という自分の思いや考えを、言葉で伝えることが大切。お互いの思いや考えが理解できるよう親はその手助けをしてあげてください。

ライターA山

ついケンカをその場で解決しようと、ケンカ両成敗みたいに「あなたはこうすべきだった」「あなたもここが悪かった」とジャッジしていました…。

小尻さん

解決しなくてもいいんです!仲裁するときに親の「~べき」を一方的に押し付けると、子どもは反発したり、不満が残ったりします。

ライターA山

たしかに両方不服なまま強引に終わらせていました。ただ、きょうだいゲンカって距離感が近すぎて、一度勃発すると急には収まりにくいようにも思うのですが…。

小尻さん

そんなときは気分を変えさせてみては?パパにフォローに入ってもらって、1人を散歩へ連れ出すなど、物理的に2人を離すのは効き目があります。また、何かに集中すると「怒り」から意識がそれるので、粘土や塗り絵をやらせてみたり。「怒り」という大きなエネルギーを発散させるには、走らせたり、ジャンプさせたりするのもいいんですよ。

ライターA山

えっ、体を動かすことできょうだいゲンカって収まるんですか?

小尻さん

そうなんです。じつはきょうだいゲンカはそんなシンプルなことで収まることも多いのです。ケンカの原因が他愛のないことなら、それでいいじゃないですか。もしも、テレビのチャンネル争いなど、何度も同じ内容でケンカが起こっているなら、ケース別に家族のルールをつくるのも手です。そのときは一度決めたら、ルールを守るのが約束です。

スタッフCOMMENT

きょうだいゲンカでは「こうしてほしかった」という気持ちを言葉として引き出す手助けをすればいいんですね!親としても前向きに取り組めそうです。

by ライターA山

sec.3

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、どうフォローしてあげる?

ライターA山

子どものケンカでもうひとつ気になるのは、お友だち同士のもの。たまに、上の子が学校で言い合いをして先生からご報告…なんてことがあります。親としてはどうフォローすればいいのか迷います。

小尻さん

たしかに子どもの世界が広がるにつれてケンカする相手も増えますね。使っているものをパッととられたり、自分もとったり。

ライターA山

そうなんです。目の前ではなく、知らないところでケンカが起こるのは心配で。かといって後々になってから親が我が子の言い分を代弁するのも違うかな…とか。

小尻さん

そういうときはどうしていますか?

ライターA山

「ちゃんと自分の気持ちを伝えたほうがいいよ」とアドバイスしたり、しなかったり(笑)。

小尻さん

ケンカで傷ついた子どもの気持ちに寄り添いながら、伝え方のコツも教えてあげるといいかもしれません。「怒り」をそのままぶつけたり、相手を責めるだけでは本当に伝えたいことが伝わっていないことも多いのです。

ライターA山

お友だちに上手に気持ちを伝えるられるよう、具体的なアドバイスするとしたら、どんなことでしょうか?
 

小尻さん

伝えるとき、主語を相手ではなく、自分にするのがコツなんですよ。「きみは●●したな!」と主語を相手にすると、相手を責める言葉になりがちです。「私は●●されてイヤだった」と主語を自分にすると、本来の気持ちを伝えやすくなります。

ライターA山

全然、伝わってくるニュアンスが変わりますね。これは子どもに実践させたい!ただ、イラッときて売り言葉に買い言葉もあるでしょうし、反射的に手が出ることもあるでしょうね。

小尻さん

「怒り」のピークは、6秒といわれています。カッときたときに6秒待つと、勢いで手が出るような反射的な言動を防ぎやすくなるんです。

ライターA山

6秒ですか…。短いような、意外と長いような。

小尻さん

子どもにオススメなのは4秒吸って6秒でゆっくり吐き切る深呼吸を3回繰り返すこと。「カッときたら深呼吸」を一度、親子で試してみては。

ライターA山

深呼吸だったらやりやすいかな。そうそう先生、ママ友で「うちの子はいつも穏やかで怒らない」という方がいるんです。気持ちがどっかり落ち着いていそうで、うらやましくもありますが…。

小尻さん

そういうお子さんもいらっしゃいますね。ですが、もしかしたら自分の「怒り」に気付けていないという場合もあります。怒りは、自分にとって大切なものを知らせてくれたり、欲求の表れであったり、自己主張すべきときもあります。怒りやすい子もなかなか怒れない子も、親が家庭でのコミュニケーションを大切にし、言葉にできない思いを引き出してあげたいですね。

スタッフCOMMENT

主語を自分にした言葉の伝え方や、深呼吸での「怒り」の逃がし方は実践しやすい。大人にも参考になります!

by ライターA山

誰でもできる!アンガーマネジメント

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親は「怒り」のメカニズムを知っておこう!

イライラやカチン!などの感情と上手に付き合うための心のトレーニングが「アンガーマネジメント」。今まで「怒るのはよくないこと、恥ずかしいこと」と「怒り」を表現しない人も多かったのでは?でも、自分の「怒り」と付き合うテクニックは一生もの。お子さんが怒り始めたときには、心のコップに溜まった本当の気持ちを探って見つけてあげましょう。「怒り」のメカニズムを、コップの水があふれた状態のようなイメージで捉えてください。

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子どもに教える
「怒るときの3つの約束」

1. ヒトをきずつけない

2. モノをこわさない

3. じぶんをせめない

怒ってもいいよ。いいけど、まわりの人を傷つけることを言ったり、たたいたり、モノをこわしたりすると、後で自分が「やらなきゃよかった」って自分を責めたり、イヤな気持ちになるよ。と、やさしく伝えましょう。

おこったり、泣いたり、仲直りしたり。
一番そばにいる家族が、
いろんな思いに寄り添って

クリームをつけあうと自然と笑顔に!?

ニベアクリーム

娘はお風呂上りに一年中、ほっぺた中心に塗って保湿しています。私も子供のころから、ニベアクリームはなじみがあり、指先やひじ、かかとなどにも塗っています。香りも大好きで、安心して使えます。

東京都にお住まいの
50代女性会員さま

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「うちの香り」で心穏やかに…

フレグランスニュービーズジェル

息子の彼女が良い匂いと言ってくれて息子はニンマリ喜んでいました。

神奈川県にお住まいの
60代女性会員さま

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