「子どもと暮らす」を、もっと楽しく! みんなの子ばなし

vol.6

ベテラン保育士さん、教えて!


by 編集K田

by 編集K田

2017.11.06毎日いっしょに暮らすものの「早くして!」と言ってばかりで、子どもを思いっきり笑わせる機会、どのくらいとれていますか?「じつは笑わせるのって難しい」と感じていた編集部は、子どもの笑顔のきっかけを探しに、今回は保育園へ。テレビでもゲームでもなく、ママやパパ、じいじ、ばあば自身のチカラで笑わせる方法を伺ってきました。

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安藤桂広先生(左)保育士歴17年。子どもと接する中でうれしい瞬間は「子どものこちょこちょのツボを見つけたときですね」。松澤美紀先生(右)保育士歴20年。子どもと接する中でうれしい瞬間は「子どもと本気でトランプをして勝ったとき。手抜きはしないのがモットーです」。取材協力/新宿せいが子ども園

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ライターu田

保育園で毎日見る光景だと思いますが、子どもたちが爆笑したり、ゲラゲラ笑っているのは、そもそもどんな意味があるのでしょうか?

安藤さん

笑うってことは、自分を解放するってことだと思うんです。子どもだって生活の中でカラダや心が緊張するときがありますよね。それがふっと和らいでリラックスしたときに、笑いが起こっています。笑うことで、自分自身で緊張と弛緩のバランスを取っているんでしょうね。

松澤さん

そうそう!たとえば、運動会の練習の後などに教室へ戻ってくると、子どもたちがいつも以上にリラックスしてますよ。ゴロゴロしながら、みんなでギャアギャア笑ってたり。がんばった後の方が、余計にリラックスしているのかな〜と思います。

ライターu田

何歳くらいから、笑って解放するという行為をするんでしょうか?

安藤さん

0歳〜1歳児の赤ちゃんの頃からしていますよ。というのも、赤ちゃんは笑うということと同じように、泣くことも解放のひとつなんです。

松澤さん

人と関わってキャッキャッと笑い合うようになるのは、1歳を超えたあたりからですね。

ライターu田

もう1歳から!?早いですね〜。うちの子は幼稚園卒で、入園するまでは同じ歳の子と接する機会は少なかったかもしれません。保育園で育った子どもたちは、それだけ密に友達同士の繋がりがありますよね。

松澤さん

1つのものを見て、みんなで大爆笑していることが保育園だとよくあります。大人がちょっと失敗するだけで、ゲラゲラ笑ったり。あと、誰かが面白い踊りをしたり、変な音にもすごい反応しますね。保育園(子ども園)は「生活の場」なので、そういった場面は家庭生活にも通じるのではないでしょうか。

安藤さん

不思議なんですけど、人の感情って移るんですよ。もらい泣きと同じで、笑いも移ります。あと、イライラも。保育園では、ウンコだって移ります。だから、先生は大変!日々のそんな状況にも笑ってしまいますが(笑)。

ライターu田

誰かといっしょにいることが、笑いを生む環境なんですね。自宅だと、つい親子で言い合いになっちゃうことも多いんですよね。何か仲直りのきっかけでもないと、冷戦状態にもなるし。

安藤さん

親と喧嘩した後、しばらくして子どもから笑わせようとしてくるときってありませんか?そういうときは素直に笑ってあげましょう。子どもからの仲直りのサインです。子ども自身が「これはマズい」という状況を笑いで打開しようとしている。道理を説くのは、笑った後でいいと思います。

ライターu田

なるほど!そのサイン、見逃しちゃいけないんですね。子どもって意外と、その場の状況をよく見ているんですね。そういう能力はどうやって習得しているんでしょう?

松澤さん

人が生まれ持った生きるための本能ではないでしょうか。家族はとくに子どもにとっては絶対的な存在だから、一生懸命仲直りしようとします。そして、この能力は学校に行ってからも活きていきます。

安藤さん

ママだけじゃなくてパパ、じいじ、ばあばなど、いろいろな人と小さな頃から関わることは大切です。その人それぞれで考え方はもちろん、「間」も違うから。この人には、こういう接し方をした方がいいとか、自然と身に付けていくんでしょうね。

ライターu田

なるほど〜。子どもの笑いにも、いろんな種類があるんですね。子どもから学ぶことって、たくさんあるな〜とつくづく思いますね。

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安藤さん

子どもが笑っている姿を見ると、私たち大人って妙にうれしくなりません?

ライターu田

なります。いっしょに笑うと、すごくうれしい!私なんて、テレビを見ていて同時に笑うことだってうれしいです。

松澤さん

みんなでひとつのものを見ることが、いま重要視されていますよね。テレビを見せるのは「決めた時間内に」、というルールは有名ですが、本当はできればいっしょに見ることのほうが大切です。「共感」が生まれます。

ライターu田

何かをいっしょにしていれば、自然と笑いに繋がっていくということでしょうか。大人に時間と余裕が必要ですね。さすがに会って3分で爆笑っていうのは…無理かな?

安藤さん

う〜ん、無理とは思いません。波長次第だと思いますよ。大人も子どもも、相手の波長にパッと乗れれば、すぐに打ちとけて笑い合えるのでは。

松澤さん

いっしょにいて波長が合ってくると、笑いも伝染するし、繋がっている感覚になれるんでしょうね。それが、大人にとっても癒やしとか安心するってことなんだと思います。

ライターu田

なるほど!大人が仕事などでストレスを抱えていても、家に帰って子どもの笑顔を見れば、すっかり癒されますものね。ところで爆笑スイッチの話に戻りますが、子どもと笑うために、何をすればいいのでしょう?

安藤さん

無理に笑わせようとしなくていいんですよ。大人は自分が笑いたいことをすれば、自然と子どもも笑います。だから、親が子どもを笑わせる前に、まずは自分を緩ませなくちゃ!

松澤さん

そうそう、大人から楽しい気持ちになることが大事だと思います!

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ライターu田

泣いている子や怒っている子、緊張している子を大爆笑させるのって、難しそうですが、先生方はどんな必殺技を持っていますか?

安藤さん

僕の保育の6〜7割はこちょこちょなんですよね…冗談ですけど(笑)。こちょこちょは、緊張していたり、泣いている子にします。まずは膝の上に横に座らせて、話を聞きながら少し落ち着かせるんです。いきなり笑わせるのではなく、少し間を置くのがポイントです。こちょこちょの指は、5本使うよりも、なぜか3本くらいがちょうどいいんです。

松澤さん

膝に乗ってくるときは、甘えたり助けを求めているサインですよね。

ライターu田

大泣きしている子を落ち着かせることって、難しそうですね。

安藤さん

泣いていれば、ひたすら待ちます。気が緩み始めないと、人って笑わないですよね。安心できる環境に置いてあげるんです。結局、僕たちは笑わせたいんじゃなくて、安心させたいんです。その途中に笑いがあって、笑いは手段のひとつなんです。

松澤さん

私の場合、こちょこちょはお昼寝前になかなか寝ない子にします。こちょこちょすると、カラダがキュッと緊張するんです。それが笑い終わってフッと緩むと、そのまま寝ちゃったりするんですよ〜。でもこれ、やり過ぎないのが大事!

ライターu田

毎日忙しくて、親子で笑い合う時間ってなかなか少ないと思うのですが、何か工夫できることってありますか?

松澤さん

さっきの話のように、眠る前に絵本を読んであげて、こちょこちょでスキンシップをするとか、テレビをいっしょに見るとか、お風呂とか。そういう親子の時間を少し意識して作るのもいいですね。

ライターu田

とっておきのギャグを言わなくても、いっしょにすごす時間が増えるだけで、笑いは自然に生まれるんですよね。「私たち親も楽しむ」なら、難しく考えなくていいんだな、と思えました。

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ライターu田

これをすれば、子どもは100%笑う!っていう爆笑スイッチはありますか?

松澤さん

子どもって、イレギュラーなことや想定外のことが起こると大笑いしますよね。私が名前を言い間違えたり、何か失敗しちゃったりするとゲラゲラ笑ってます。子どもの爆笑スイッチの幅って大人より広いので、大人が「こんなことで笑うの?」って思うこともよくあります。

ライターu田

そういうのって、意図してできることじゃないアクシデントだから面白いんですかね。

安藤さん

もしかしたら、それが笑いの原点なのかも。僕の最終手段は、やっぱりこちょこちょですけどね。

松澤さん

トランプをしていて、表裏が逆なだけで子どもって笑いますからね。トランプに1枚じいじとかパパの写真を貼って混ぜておいたら、絶対笑えますよ。これ、試してほしいな〜。

ライターu田

遠方に住んでいるじいじやばあばは、なかなか孫に会えない場合もありますよね。そうなると、お孫さんの笑いのツボが分からない方って多いのかなと思いますが、いっしょに楽しめて、子どもの笑いのツボも抑えている遊びってありますか?

安藤さん

百人一首で坊主めくりとか、絶対面白いですよ!じいじやばあばなら、昔ながらの遊びを取り入れてもいいかもしれないですね。

松澤さん

子どもの間で流行っている遊びをあえてやってみるのもいいですよね。子どものテンションが上がります。あとは…お父さんが座る席にブーブークッションを仕掛けるとか!? 子どもはやっぱり、「オナラ」や「ウンコ」などのキーワードでは確実に笑いますから。ちょっとしたいたずらだって、アリなのでは?

ライターu田

こうやって、アイテムを使うのもいいですね!これなら、じいじやばあばも孫たちと楽しめて、大爆笑の瞬間を共有できるかもしれませんね。

スタッフCOMMENT

どんな遊びをしていても、相手がいなければ笑いは起こらないってことなんですね。大事なことは、子どもが興味ありそうなことを大人も楽しんじゃうということ。大人が笑っていると、子どもも自然と笑顔になれるようです。笑わせるのではなく、いっしょに笑って共感することが大切なんですね。

by ライターu田

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