真っすぐ過ぎる子どもの 質問にどう答えますか?
by 編集K田
2017.10.16日々成長する子どもたちからドキッとする質問、すぐに答えにくい問題を投げ掛けられることってありますよね。たとえば「ウソをついてはいけない理由」。編集部の人づてに9歳から72歳まで広く集めた生の回答をご紹介します。
みんなとのつながりの中で生きていくから。ウソは消えないことを伝えたい派 の答え編
息子には『オオカミ少年』の話をした上で「何度もウソをつくと信用を失うぞ!」と言います。「じゃあ一度ならいいの?」となったら「一度でも、ダメだよ!ウソはよくない。人を傷つける」と言いたいです。ふだんの絵本の中にウソやごまかしのエピソードが出てきたたら、読み聞かせの後にさりげなく話し合っていきたいですね。
光さん(会社員/6歳と1歳のパパ)
孫たちみんなに、閻魔様の話をしてきました。最近のアニメには閻魔様が出ていて、かっこよくて困ります(笑)。「本当はすごく怖いのよ」って話しています。人生っていろいろあるからこそ、いいこと悪いこと、いけないことは、純粋な小さいうちに伝えたいです。
公子さん(主婦/23歳・21歳・18歳・9歳・6歳のおばあちゃん)
ウソつきは泥棒の始まりという諺がありますよね。「ウソついたら泥棒になっちゃうんだよ」という話をします。「もしも○○くんが泥棒になったらママ悲しいな〜」とも。「ボクは泥棒にならないから!」と答えてくれます。
絵美さん(育児休暇中/3歳と0歳のママ)
ウソをついたら、誰かのせいになってその人が悪者になっちゃうよ。あと、バレると小さなことが大きなことに変わるの。お母さんもすごく怒ると思う。だから弟にはいつも「やめときな」って言っています。
ゆわさん(小学生)
ついたウソは消えてなくならないもの、バレてしまうもの…ということを想像してほしい、という答えは、未就学児や小学校低学年に接する方を中心にいただきました。ストレートにダメだということが伝えられますね。
ライターu田
正直、ウソをつきたいその衝動も分かるから。自分と向き合って考えてほしい派 の答え編
「もし自分がお友だちにウソをつかれたら、どんな気持ちになるかを考えてみて」と話します。きっと悲しい気持ちになる。自分が悲しい気持ちになることは人にしちゃダメだよって。「バレなきゃいいじゃん」と言われたらどうしようかな…バレるかどうか、というより本当のことを伝えるのが大事だよって教えたい。
史織さん(大学生)
ウソは…つきたい気持ちも分かるというか。「俺は、ウソをつくのが下手なのでつかないようにしてる。きみの場合はどうなの?」って逆に聞きたいです。ウソをつくのが得意なの?絶対につきとおせるの?って。
野口さん(アルバイト)
「もしママにウソをつかれたら嫌な気分になるでしょ」という話をした上で「ウソを隠すのも、自分が大変なんだよ」と伝えます。ちなみに私自身は、母親に「明日から入院するから」とウソをつかれて、お風呂で泣いた記憶があります。後でエイプリルフールだったと聞きましたが、今でも覚えてるんです(笑)。
絢子さん(主婦/6歳と1歳のママ)
「ウソをつかれた人がどう感じるか、考えて判断したらどうかな」と話します。「判断ができないうちは、ウソはついてはいけない」ということも。大抵、ウソは人を悲しませるものなのだと、ふだんから話しておくといいですね。
米田さん(会社員/11歳・7歳・5歳のパパ)
ウソをつきたい、ごまかしたい瞬間があるのは、みんな同じ。そのときにどんな風に考えたらいいかを伝えるという答えです。子どもと同じ目線で話せそうですね。
ライターu田
いいウソと悪いウソの存在は無視できないから「ウソはダメ」と言い切らない派 の答え編
お友だちとのコミュニケーションが難しくなってきた頃の娘に、「ウソ=ダメではなくて、ついていいウソとダメなウソがあるよ」という話をしました。タイムリーに、病気の子を手術前に勇気づけようとウソをつくエピソードの物語を読んだそうで、ストンと腹落ちしていました。
明子さん(主婦/12歳のママ)
「ついていいウソはついていい」と言っています。たとえば「友だちとあんまり遊びたくないなーって日は『ママがダメって言ってるから今日は遊べない』ってママのせいにしてもいいよ」とか。結果的には、気乗りしない誘いには「うう〜ん」と黙ったりして、ウソをつかずにいるようです。
ときこさん(会社員/10歳・7歳のママ)
小学生のいとこに質問されたら「ウソにもいろいろあるよね」と言うと思う。自分を良く見せたいとか、逆に辛いことがあっても元気よく振る舞うとか。それぞれ心にとどめている気持ちを言えない人は沢山いて、言えなくて苦しくて、言ったら今の友人関係が崩れてしまうかもとか、心の片隅で人を信じていいのかダメなのかという疑問を抱えている人もいると思う。そういう話もするかもしれません。
chihoさん(高校生)
ウソをきっかけに、人間関係の機微について話したいという答えの方もいらっしゃいました。小学校中学年以上のお子さんに伝えるときの参考に…。
ライターu田
衣類にも布団に枕にも車内でも子供部屋でも♪いたるところで使えますし、清潔感と安心感が得られます。
茨城県にお住まいの
50代女性会員さま
安心な商品だから使い続けています。家族で使えるし、ないと不安になってしまうので必ずストックして置きます。クリームみたいに真白な石鹸、お世話になっております。
東京都にお住まいの
50代女性会員さま
口の中のネバツキが気になって、より清潔にしたかったので、CMを見て使い始めました。清涼感があってとても気に入っています。
神奈川県にお住まいの
30代女性会員さま
※Kao PLAZA会員さまの生声を 一部紹介しております。
こんなに答え方があるとは驚きました。手ごわい質問をしてくるのは成長の証、子どもの性格や置かれている状況を感じながら、誠実に答えてあげられる関係でいたいと思いました。
by 編集K田