私たちのくらしに必要不可欠な「水」。水に恵まれた国、日本に住む私たちは、
とくに意識せず当たり前のように水を使っているのではないでしょうか。
しかし、世界にはすでに使える水の量がひっ迫している地域があります。
「水」問題は決して他人事ではありません。
今回は、クイズを通して「水不足」に対する理解を深め、今日から私たちにもできることを考えてみましょう。
シャンプーやリンスを使うとき、お風呂のシャワーを3分間出しっぱなしにすると約36リットル、つまり500mlペットボトル換算でなんと約72本分の水が無駄になってしまいます。
シャワーはこまめに止めるなど、ふだんの意識と行動を変えるだけで、かなりの節水につながります。
出典:東京都水道局HP
「水の上手な使い方」 “用途別使用量の目安”より
「たった1分間でそんなに水を無駄にしてしまうの!?」と驚かれるかもしれませんね。
水を流しっぱなしにしなければ、1回につき約12リットル、年間で約4,300リットルも節水できるわけです。コロナ禍のいま、以前よりも手を洗う回数が増えているので、水道の蛇口を閉めて手を洗うだけで、かなりの節水につながりそうですね。
出典:東京都水道局HP
「水の上手な使い方」 “用途別使用量の目安”より
花王では、一見両立させるのが難しそうな「泡立ちのよさ」と「泡切れのよさ」を同時に実現する技術を開発しました。従来、「泡立ち」がよいものは決まって「泡切れ」が悪かったのですが、長年の研究から泡の特性をコントロールする技術を確立することで実現。お風呂でカラダや髪を洗うときも、洗たく機で衣類などを洗うときも、「泡切れ」がよければ使用する水の量を減らすことができるわけですから、花王の節水型製品を使うだけで節水が可能になります。
花王の製品は、みなさまの「くらし」の中に大きく関わっています。また、水回りで使われる製品が多いため、日々の生活における水の消費に大きく関係しているともいえます。だからこそ花王には、積極的に水保全に取り組む社会的責任があると考えています。
※イメージ
出典:東京都水道局HP
「水の上手な使い方」 “家庭での水の使われ方”より
よりすこやかな地球の実現、そこでくらす将来世代のためにも、花王は節水のできる製品の開発はもちろん、その製造から廃棄に至るすべてのプロセスで、水への影響を最小化できるような活動を継続的におこなっています。
微生物の力を借りて排水をキレイにする排水処理において、ミミズを活用し食物連鎖を利用して排水処理から出る汚泥を減らす技術開発をおこなっています。
「花王次世代育成」では、「節水になる洗たく方法」など、環境に配慮したくらしについて考えてもらうプログラムをお届けしています。
水不足を防ぎ、
これからも水を使い続けていけるように
私たち一人ひとりにできること。
それは日々の生活の中で環境に配慮した
「正しい選択をする」ということです。
でも、難しく考える必要はありません。
生活費の節約のためにも
水を出しっぱなしにしない、
節水製品を使用するなどといった、
ちょっとした行動と意識の変化が、
水を大切にすることにつながるのです。