みなさんはふだん、環境について考えたり、日々の生活の中で環境のために何か工夫していることはありますか?花王では、企業として環境保護のためにできることはないかと考え、全社一丸となってさまざまな取り組みを進めています。
今回は、ごみの減少、特に世界的な問題になっているプラスチックごみを減らすために始めた「プラスチック製アイキャッチシール撤廃」に向けた取り組みについてご紹介します!
「プラスチック製アイキャッチシール」は、消費者のみなさんがお店で購入される際には、商品特長や正しい使用方法などがわかりやすいというメリットがある反面、購入後、使用する際には不要となってしまうというデメリットがあります。これらのプラスチックは小さなものではありますが、適切に処理されないと、海や川に流れて、海洋プラスチックごみになってしまったり、燃やすごみといっしょに捨てられると、燃焼時にCO2排出量の増加につながってしまったりする恐れもあります。
2021年末までに
プラスチック製アイキャッチシールを撤廃します!
店頭に並んでいるボディソープやシャンプー、洗剤など商品の目立つところに貼ってある、商品の特長や使用上の説明が書かれたシールがありますよね。これが、プラスチック製アイキャッチシールです。自宅で商品を使う前に、このシールをはがして捨てたことがあるのではないでしょうか。
もともと、商品特長や使い方を、お客さまにわかりやすく伝えるために付けていたシールが、実はプラスチックごみとなっていることに花王は気づきました。そこで「ごみゼロ」への第一歩として、プラスチック製アイキャッチシールを全廃する取り組みを始めました。
取り組みの第一弾となる「ビオレu」ではプラスチック製アイキャッチシールに書かれていた大切な情報を商品ボトル内に表示するデザイン全面見直しで、廃止を実現していきます!
新しいパッケージの商品は、今後順次店頭に並んでまいります。
花王社員みんなで、
実現させます!
プラスチック製アイキャッチシールの撤廃に向けて、多くの部署が一丸となって取り組んでいます。
「ビオレu」のシール撤廃にもたくさんの社員が携わっていますが、今回はその中の4名に話をききました。
少ないボトル面積の中に、よりお客さまにビオレuのやさしさや、親しみやすさを感じていただけるようにしながら、プラスチック製アイキャッチシールで伝えていたことも入れると情報が多すぎるため、そこをどうするか悩みました。そこで、本体と詰め替え用でボトルに入れる情報をそれぞれ整理、最小限にして役割を持たせるように工夫しました。
さまざまなESGの取り組みがありますが、自分の担当商品でできることを積極的に探していきたいです。
今回は50点以上の商品のデザイン変更となりましたので、デザインの検討はもちろん、50通りの生産スケジュールの調整、関連部門の連携が大変でした。
環境への適合性を図るためには、小さなことから一歩一歩取り組むことが必要だと感じています。また、「ビオレu」は小さなお子さまから大人・高齢者の方々までが使う商品です。新しい「ビオレu」を通じて、少しでも環境・衛生に関心を持っていただければと思います。
詰め替え用の表示や香り名称を目立つように入れていたのができなくなるので、買い間違いが起こらないようボトル本体の表示の工夫が必要だと考えています。
ビオレuは幅広い世代の方に愛用いただいているブランドだと思うので、この取り組みが少しでも多くの愛用者の方に届き、子どもたちの世代にもつながっていくことを望んでいます。
一つひとつは小さな改善でも、日用消費財という広く多くの人にお使いいただく商品を提供する会社だからこそ、それを使ってくださるお客さまといっしょに、より良い世界の実現に動き出すことができると考えています。
そこで働く一人として、その活動に貢献できることをうれしく思っています。
今後も同様の取り組みを続けていき、みなさまの生活に役立つ商品をお届けできればと思っています。
プラスチックごみ削減に向けてみんなで頑張ろう!
考えているだけではなく、小さなことからでもコツコツと行動することが大切です。
花王では、しっかり目標を立て、未来に向かって行動を進めていきます。
みなさんもできることからいっしょに始めてみませんか?
プラスチックごみ削減に向けてみんなで頑張ろう!
考えているだけではなく、小さなことからでも
コツコツと行動することが大切です。
花王では、しっかり目標を立て、
未来に向かって行動を進めていきます。
みなさんもできることから
いっしょに始めてみませんか?