仕事がお休みの日。家族とのひとときを、ゆっくり楽しみたいですね。
でも小さなあかちゃんとすごす時間には、たいへんなこともいっぱい。
そんなママやパパの、休日のお悩みに寄り添いながら、
少しでもリラックスしてすごせる工夫をアドバイスします!
休日のスタートは、気持ちいい朝のお散歩から。それにしても、お出かけまでがたいへんだったなぁ。おむつを替えたり、抱っこしたり、かがんだり、立ちあがったり。気づけば早くも腰が重くなっているような・・・。少しでもラクになれる方法、教えてくださーい!
ママ、パパを悩ませる腰への負担。実は、あかちゃんのおむつ替えや抱っこをするときなどの、不自然な姿勢が原因になっていることが意外と多いのです。
床でおむつ替えをするときには、足を開いて座り、その間にあかちゃんを寝かせてみましょう。抱っこするときは、あかちゃんに近寄り、一旦しゃがんでから、ゆっくりと抱き上げてみてください。
ふだんの姿勢も、ちょっと見直してみると良いかもしれません。「正しい姿勢」を心がけようとすると、背すじを伸ばして胸を張ろうと思うあまり、背中がそりすぎたり、お尻が出すぎたりしてしまいがち。図のように、壁に背中をつけて立ったときに、腰の後ろに手が入る程度のすきまができている状態を意識しましょう。
あかちゃんのお世話をしていると、何かと腰に負担がかかりますよね。がんばってくれている腰をラクにするには、温めることをオススメします。患部を奥まで温めることで血行が促進され、痛みやこりのもとを流しやすくして腰がラクになります。
おむつ替えのとき、あかちゃんが泣いてしまうとたいへんですよね。まず、ママ・パパもあかちゃんも、ラクな姿勢でおむつを替えられるように工夫しましょう。床でおむつを替えるときには、前述のように、足を開いて座り、その間にあかちゃんを寝かせてあげることをオススメします。またベッドを使うときは、クッションや座布団で、ママ・パパにとってラクな高さに調節すると、負担が少なくてすみます。
また、あかちゃんは、肌に触れるものや環境に対してとても敏感です。ごきげんでいられるように、できるだけ肌ざわりのよいおむつを使い、掃除機などの大きな音がしないよう室内の快適さにも注意してあげましょう。そして笑顔でたくさんスキンシップをとってあげてください。あかちゃんは、ママ・パパの笑顔が大好きなのです。おむつ替えタイムが、みんなにとって幸せな触れ合いのひとときになるとよいですね。
お気に入りのおもちゃやプレイマット、あかちゃんのまわりは、キレイにしておきたいけれど、なかなか洗えないものがいっぱい。清潔な環境で、楽しく遊んでほしいのだけど・・・。
もうひとつ困ってしまうのは、あかちゃんのお相手をずっとしていると、楽しいけれど、ちょっと疲れてしまうこと。日ごろの疲労もたまっているし・・・いい工夫はないかなぁ。
あかちゃんのいる環境は、できるだけ清潔に保ちたいものです。でも、おもちゃやプレイマットなど、なかなか頻繁に洗えないものもたくさんありますね。そんなときは、手軽に使える除菌スプレーを活用して清潔にしておきましょう。食卓から子ども用品まで、幅広く使えるものだと便利です。身のまわりのものをふく時の、手へのやさしさを考えた商品を選ぶことをオススメします。
あかちゃんのお昼寝タイムは、ママやパパにとっても、少しホッとできる時間。あかちゃんといっしょにひと休みすることも大切かもしれません。そんなとき、ホットアイマスクで目元を温かく包み込んでみましょう。より心地よく気分リラックスができそうです。
自分にもパートナーにも「おつかれさま」「ありがとう」を、そしてあかちゃんには「楽しかったね、大好きだよ」と言ってあげたい1日のしめくくり。あかちゃんが小さいと、睡眠も不規則になりがちだけれど、明日に疲れが残らないように、少しでも心穏やかにゆったりすごせたらいいなぁ・・・。
気持ちよくお風呂に入るために欠かせないお風呂そうじ。でも、あかちゃんのお世話で腰なども疲れている時に、あちこちゴシゴシこするのはとてもたいへん。時間もかけたくないですよね。そんなときは、泡の力で落とせる※1浴室用洗剤をオススメします。ササッとキレイになり、しかも清潔。なるべくラクして効率よくすませましょう。
1日の最後には、心身の休息のためにも、湯船につかることをオススメします。湯船につかって深部の体温が上がることで、睡眠の質が良くなります。あかちゃんとお話しながら、ゆったりと、自分のこともねぎらえる時間になるとよいですね。お湯の温度は、夏なら38~40℃、冬なら41℃くらいに。ややぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、副交感神経が優位になり、緊張をときほぐしてくれます。あかちゃんといっしょに幸せなひとときを。
あかちゃんの肌はとってもデリケート。皮膚が薄く、大人以上に乾燥しやすいのです。とくに暖房をつける秋・冬は部屋の湿度が低下しがちなので、加湿器などを利用して、肌を乾燥させないように心がけましょう。あかちゃんに触れるママやパパも、肌のうるおいは大切にしたいですね。熱いお湯での入浴は肌の乾燥を招きやすくしてしまうので、肌のためにも「ちょっとぬるめかな?」と思うくらいのお湯につかり、お風呂上がりには、乳液やクリームなどによるスキンケアを忘れずに。あかちゃんにも、やさしく塗ってあげながら、穏やかな気持ちで、愛情のこもったスキンシップができそうです。
言葉が通じないあかちゃんには、ついイライラしたり、発達のペースで悩んだりすることもありますよね。子育てのストレスをためないように、心配なことは、母子手帳に記載の相談窓口など、専門機関への相談を検討しましょう。
あかちゃんとすごす毎日、たいへんだけれど、ふれあいや成長の喜びも。疲れもうまくリセットして、みんなが笑顔ですごせるとよいですね。